経済協力開発機構(OECD)加盟国中、男性が家事労働に充てる時間は日本が最低レベルとの調査結果を、8日の「国際女性の日」を前にOECDが7日までに発表した。ロイター通信が報じた。
調査結果によると、日本の女性が家事や買い物など「無償労働」に1日約5時間を費やすのに対し、男性は1時間2分にとどまった。
最も「協力的」だったのはノルウェーの男性で約3時間、女性は3時間半を充てていた。家事労働に最も長時間を費やしていたのはトルコの女性で6時間超だった。
OECDは「男女間格差はゆっくりと縮まっているが、一部の国ではまだ大きな差がある」としている。
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