【ロンドン共同】スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)は17日、2009~13年に行われた世界の通常兵器取引に関する報告書を発表、中国が国別の輸出量で昨年の報告書(08~12年)の5位から4位に順位を上げ、兵器輸出の分野でも存在感を高めている実態が明らかになった。世界の兵器取引は08年までの5年間に比べ約14%増加した。
中国の輸出量は、08年までの5年間に比べて3倍以上に増加。輸出先は発展途上国を中心に35カ国・地域に上り、うちパキスタン、バングラデシュ、ミャンマーの上位3カ国への供給で全体の7割超を占めた。
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