理化学研究所などのチームによるSTAP細胞の論文疑惑で、共著者の若山照彦・山梨大教授は18日、保存している細胞を第三者機関に送り、分析を依頼したことを明らかにした。
若山教授は「自分の判断で送付した。科学的真実を知りたい」としており、STAP細胞を増殖しやすいように変化させた「STAP幹細胞」を17日に送付したという。送った分析機関の名称は明らかにしていない。
若山教授は、理研の小保方晴子研究ユニットリーダーからSTAP細胞を渡され、マウスに成長させたが、論文の画像の流用が明らかになり、どんな細胞だったのか確信が持てなくなったと説明していた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。