国土交通省は12日、航空機の離着陸時にスマートフォンやタブレット端末など電子機器が使えるよう、早ければ夏にも規制を緩和する方針を固めた。
米国では既に、搭乗から降りるまで電子機器の電源を切らずにゲームや音楽、動画を楽しめる。ただ音声通話や機内WiFi(ワイファイ)を除いたインターネットは依然禁止されており、国交省も米国の方針を参考に緩和の基準を検討する。
国交省は「航空機に悪影響を及ぼす可能性がある」と、これまで離着陸時の使用を認めなかったが「各国で基準が異なると混乱を招く」として、見直しを進めていた。4月にも詳細な基準を示す見通し。
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