朴氏、従軍慰安婦問題で対応要請
【ソウル共同】韓国の朴槿恵大統領は1日、日本の植民地支配下の朝鮮半島で1919年に起きた「3・1独立運動」を記念するソウル市での式典で演説し、旧日本軍の元従軍慰安婦の女性について「傷は当然癒やされなければならない」と述べ、慰安婦問題で日本の対応を求めた。
また「証人の声を聴こうとせず政治的な利害だけのために認めようとしなければ、孤立を招くだけだ」と述べ、慰安婦問題で旧日本軍の関与と強制性を認めた河野洋平官房長官談話の検証の動きをけん制した。
朴大統領が演説で慰安婦問題に具体的に言及したのは初めて。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。