損害保険大手の損保ジャパン、日本興亜損害保険、あいおいニッセイ同和損害保険が7~10月に、主力商品である自動車保険の保険料を値上げする方針を固めたことが25日、分かった。4月の消費税増税で自動車の修理費や販売代理店への手数料といった支払いは増えるが、保険料は非課税で上がらないため、値上げで経費を転嫁する。
値上げ幅は平均1%台を軸に調整している。値上げは、NKSJホールディングス傘下の損保ジャパンと日本興亜がそれぞれ7月、9月に実施する。あいおいニッセイ同和は10月に値上げする方向で調整している。
他の大手損保も追随する可能性がある。
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