米、対ロ関係縮小に踏み切る
【ワシントン、シンフェロポリ共同】オバマ米政権は3日、ウクライナ南部クリミア半島の重要拠点を掌握し、実効支配を強化しているロシアとの軍事交流を全面的に中断すると発表した。ロシアとの貿易や投資に関する2国間協議も中止することを決め、対ロ関係の縮小に踏み切った。6日に臨時首脳会議を開くことを決めた欧州連合(EU)と共に、ロシアの資産凍結などの制裁具体化にも着手。本格介入阻止を目指す外交圧力を強めた。
一方、ロイター通信は3日、ウクライナ国境警備隊スポークスマンの話として、半島東端にあるウクライナの国境検問所がロシア兵に占拠されたと報じた。
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