【クアラルンプール共同】マレーシアのナジブ首相が15日、不明のマレーシア航空機の捜索範囲を発生から8日目になって根本的に見直す方針を示したことに、各国で波紋が広がっている。南シナ海で大掛かりな捜索を展開してきたベトナムやタイが早くも活動中止を表明。乗客が最も多い中国のメディアは「遅きに失した」とマレーシアへの批判を強めている。
ロイター通信は15日、米当局による衛星データの分析結果を知る関係者の話として「同機はおそらく燃料切れでインド洋に墜落した」と報じた。
インド洋は水深が3キロ以上あるとされ、捜索が困難を極めるのは必至だ。
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