平田信被告に懲役9年
公証役場事務長拉致事件の逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部平田信被告(48)の裁判員裁判で東京地裁は7日、「教団の組織犯行を理解して加担し、役割を確実に遂行した」として懲役9年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。
一連のオウム事件で初めての裁判員裁判。平田被告が事前に計画を認識していたかどうかが主な争点だった。
平田被告は、1995年2月の拉致事件のほか、3月の地下鉄サリン事件前夜に起きたマンション爆発事件と教団施設への火炎瓶投げ込み事件の計3事件で起訴された。
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