米欧、対ロシア制裁強化に着手
【ワシントン、ブリュッセル共同】ウクライナ南部クリミア半島の住民投票でロシア編入が承認されたことを受け、米政府は17日、プーチン・ロシア政権中枢の要人であるロゴジン副首相らの米国入国を禁じ、在米資産を凍結する追加制裁を発表した。欧州連合(EU)も17日の外相理事会で対ロ制裁強化を決めた。冷戦終結後、欧米による最も厳しい対ロ制裁で双方の対立は先鋭化した。
米欧の制裁強化に先立ち、クリミア自治共和国最高会議(議会)は17日、ウクライナからの独立を宣言し「クリミア共和国」としてロシア編入を求める決議を採択した。プーチン大統領は18日に連邦議会で演説する。
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