政府が地域限定で大胆に規制を緩める国家戦略特区のうち、複数の離れた地域を一つの特区として束ねる農業特区に新潟市が有力になったことが5日、分かった。兵庫県養父市も候補に挙がっている。農産物の輸出拡大や、生産から加工、販売を手掛ける6次産業化の推進を目指す。3月中に決定する。
広域型の特区には、東京圏として「東京23区、横浜市」の一部地域など、関西圏として「大阪市、京都市、神戸市」の一部地域が選ばれる見通しだ。
また、政府は福岡市が提案する起業特区の同市指定も検討している。雇用面の規制緩和や税制優遇を通じ、起業しやすい環境を整備する案がある。
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