【シンガポール共同】環太平洋連携協定(TPP)交渉に参加する日米など12カ国が、次回の閣僚会合を5月に開く方向で調整に入ったことが25日、明らかになった。次回会合を妥結期限とする方針だ。難航分野で各国の意見対立が解けず、シンガポールで開かれている今回の会合での「大筋合意」は断念し、決着を先送りした。交渉筋が明らかにした。
次回閣僚会合は5月17~18日に中国・青島で行われるアジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易担当相会合の前後に、近隣を含めて開くことを検討している。4月に首席交渉官会合を開き、妥結へ詰めの調整をする。
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