死亡バス運転手、11日連続勤務
富山県の北陸自動車道の小矢部川サービスエリア(SA)で起きた宮城交通の夜行バス衝突事故で、死亡した小幡和也運転手(37)は、事故当日まで11日連続で勤務していたことが4日、同社への取材で分かった。
富山県警は同日、自動車運転過失致死傷容疑で同社を家宅捜索。事故原因は小幡運転手の居眠りか体調急変とみられており、同社の労務管理に問題がなかったか調べている。
宮城交通によると、小幡運転手の2月の休みは3日間だけで、2月21日から連続勤務だった。県警は過労につながるような勤務状況がなかったか確認している。
県警は4日、死亡した2人を司法解剖した。
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