米長官「外交閉ざす」とロに警告
【ワシントン、モスクワ共同】ケリー米国務長官は8日、ロシアのラブロフ外相との電話協議で、南部クリミアのロシア編入の動きや軍事圧力がさらに続けば、外交による問題解決の余地を閉ざすことになると強く警告した。米国務省が明らかにした。
ケリー氏はロシアに「最高度の自制」を求めた上で、同国とウクライナとの直接対話をあらためて要請。両外相は協議を数日内に再開することで合意した。
オバマ米大統領は同日、休暇先の南部フロリダ州からキャメロン英首相、フランスのオランド大統領らと相次いで電話協議。「ウクライナの主権と領土の一体性を支持する」ことを再確認した。
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