【北京共同】中国疾病予防コントロールセンターの王宇主任は6日までに、全国でたびたび発生する有害物質を含んだ濃霧の健康に与える影響調査を昨年から開始したことを明らかにした。同日付の中国紙、北京青年報が伝えた。
王氏は、濃霧が心血管系や呼吸器系の疾患を引き起こしやすいと分析。濃霧による急性心臓病が増えていると明らかにし「人々の死亡率が高まることもあり得る」と指摘した。
王氏によると、中国政府は昨年後半から全国の11都市を拠点に健康への影響調査を開始。早ければ来年末にも調査結果が出る見通しという。
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