【ニューヨーク共同】インターネット仮想通貨ビットコインの取引所マウントゴックスの運営会社が経営破綻した問題で、顧客資産の管理を怠り不正流用したとして米国の顧客が2月28日までに、損害賠償を求めて米イリノイ州の連邦地裁に提訴した。
米国内の同じ境遇の人を全て原告とする集団代表訴訟として扱うよう求めている。
訴状によると、原告はイリノイ州在住の男性で、約2万5千ドル(約255万円)分のビットコインを預けていた。「人を欺く違法で不当な行為により(取引所の)利用者が損害を受けた」と主張し、運営会社と米国の子会社、カルプレス代表取締役を訴えた。
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