サッカーJリーグの村井満チェアマンは12日、埼玉スタジアムで8日に行われたJ1の浦和―鳥栖で掲示された「JAPANESE ONLY」と書かれた横断幕について「差別的な表現と認識している」との見解を示し、浦和への厳しい処分を示唆した。14日が期限のクラブの調査報告を受け次第、裁定委員会を開いて処分を決める。
浦和は2010年にも一部サポーターが差別的発言をするなどのトラブルを起こし、けん責と500万円の制裁金を科された。今回はさらに厳罰の可能性がある。Jリーグ規約で制裁は、けん責と制裁金のほかに「中立地での試合開催」「無観客試合」「勝ち点減」などがある。
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