【ロサンゼルス共同】米アップルが韓国のサムスン電子に特許権を侵害されたとして、サムスンのスマートフォンやタブレット端末など23種類の製品の米国での販売差し止めを求めた訴訟で、米カリフォルニア州の連邦地裁は6日、訴えを退けた。米メディアが報じた。
判事は特許権の侵害により、アップルの製品が「回復不可能」な損害を被ることを示す十分な証拠がないと判断した。
両社の訴訟をめぐっては同地裁の陪審がサムスンによる特許権の侵害を認定、賠償支払いを命じる評決を下していた。陪審は昨年11月、サムスンの賠償額を9億3千万ドル(約960億円)と算定していた。
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