【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は16日、北朝鮮が同日午後(日本時間同)、南東部の元山周辺から日本海に向けて短距離ロケット弾計25発を相次いで発射したと明らかにした。約70キロ飛行したという。
米韓両軍は2月下旬から合同の野外機動訓練「フォールイーグル」を韓国と周辺海域で実施しており、北朝鮮が訓練をけん制する目的で発射した可能性もある。
北朝鮮は午後6時20分ごろから10発、同8時すぎに8発、同9時半ごろに7発を発射した。韓国軍関係者は、地対地ロケット「フロッグ」の可能性を指摘した。
同関係者は「軍事的緊張を高める挑発行為を即時中断」するよう求めた。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。