駐日ガーナ大使が賃借している東京都渋谷区のビルの一室が、違法なカジノ営業の会場として使われていたことが19日までの警視庁の調べで分かった。ガーナ大使がカジノに出入りしていたとの証言もあり、警視庁は違法営業に大使が関与した疑いがあるとみて、外務省を通じて任意の事情聴取を要請した。
警視庁は19日までに、この部屋で客にトランプを使ったバカラ賭博をさせたとして、賭博開帳図利などの疑いで無職山野井裕之容疑者(35)=東京都板橋区=ら10人と客の男2人を現行犯逮捕した。
山野井容疑者以外はいずれも容疑を認め、「ガーナ大使も出入りしたことがある」などと供述した。
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