クリミア、「既に実効支配」と米
【ワシントン、モスクワ、ベルリン共同】米政府高官は2日、ロシアがウクライナ南部クリミア半島に6千人以上のロシア軍部隊を展開し「既に実効支配している」との認識を記者団に示した。
一方、ロシアのプーチン大統領は2日、ドイツのメルケル首相とウクライナ情勢をめぐり電話会談、現地の「過激民族主義勢力」によるロシア系住民を脅かす動きを注視していると指摘、クリミア情勢に関して「ロシアの行動は完全に適切」と強調。ロシア大統領府が明らかにした。
日米欧の先進7カ国(G7)と欧州連合は2日、ロシア非難声明を発表し、ロシアを加えたG8の準備会合を当面見合わせると表明した。
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