オバマ氏、ダライ・ラマと会談へ
【ワシントン共同】米政府は20日、オバマ大統領が21日にチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世とホワイトハウスで会談すると発表した。両氏の会談は2011年7月以来。米側には、中断しているダライ・ラマの特使と中国側の対話再開を後押しする狙いもあるとみられる。
中国政府はダライ・ラマをチベット独立派と見なし、ダライ・ラマの外国訪問や公的立場の人物との会談に強く反対しており、今回のオバマ氏との会談に反発するのは確実だ。
米国家安全保障会議(NSC)のヘイデン報道官は声明で「チベットで続く緊張や悪化する人権状況を懸念している」と指摘した。
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