銃撃でウクライナ兵死亡
【シンフェロポリ共同】ロシアが編入宣言したウクライナ南部クリミアの中心都市シンフェロポリで18日、ロシア軍とみられる部隊がウクライナ軍基地を襲撃し、同軍将校1人が死亡、少なくとも2人が重傷を負った。ウクライナ国防省が発表した。同国の大統領代行を務める最高会議のトゥルチノフ議長は自衛目的の武器使用を軍に許可。日米と一部の欧州諸国は対ロ制裁強化の検討に入った。
ロイター通信などによると、ロシアがクリミア半島で軍事圧力を強めた2月末以降、ウクライナ軍との衝突で死者が出たのは初めて。ウクライナ新政権のヤツェニュク首相は「戦争段階に移行した」と反発した。
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