羽田の覚せい剤押収3倍に急増
東京税関羽田税関支署は6日、2013年に羽田空港で押収した覚せい剤が前年の約3・2倍の46・8キロ(末端価格約32億8千万円相当)に上り、10年10月に同空港が国際化して以来、年間押収量で最多となったと発表した。11年は12・0キロ、12年は14・5キロだった。
同支署によると、13年に摘発した覚せい剤の密輸事件は15件。1件当たりの平均押収量は3・1キロと大口化の傾向にある。地域別では、インドや中国、香港などアジアからの密輸が12件を占めた。
摘発されたのは大半が外国人で、うち約8割は50歳以上だった。
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