朝鮮半島の南北離散家族が再会
【ソウル共同】朝鮮戦争(1950~53年)などで韓国と北朝鮮で生き別れになった南北離散家族の再会事業が20日、北朝鮮の金剛山のホテルで始まり、同日は韓国から訪れた82人の離散家族と同行者が、北朝鮮側の約170人と対面した。
同事業は2010年10~11月を最後に南北関係の悪化で行われず、選挙や代替わりで南北が新たな体制になってからは初めて。長い人で六十数年ぶりの再会を果たした親子やきょうだいは、互いの頬をさすっておえつした。
北朝鮮は、韓国からの食糧支援提供などの見返りなしに韓国の求めで再会事業に応じ、最近見せている対話路線維持の公算が大きくなった。
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