米独、対ロ制裁強化で一致
【ワシントン共同】オバマ米大統領は18日、ロシアによるウクライナ南部クリミア編入宣言を受け、ドイツのメルケル首相と電話会談し、対ロシア制裁強化の必要性で一致した。ロシアによる編入の動きは国際法違反だとして非難し、クリミアなどへの国連と欧州安保協力機構の監視団の即時派遣も求めた。米ホワイトハウスが発表した。
カーニー米大統領報道官も18日の記者会見で「(編入は)国際平和と安全保障への脅威だ」と強調した。
一方、ロシア外務省によるとラブロフ外相は18日のケリー米国務長官との電話会談で、米国とEUが発動した対ロシア制裁は「絶対に受け入れられない」と抗議した。
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