マレーシア機の残骸か、衛星写真
【シドニー、クアラルンプール共同】消息を絶った北京行きのマレーシア航空機について、オーストラリアのアボット首相は20日、衛星画像で同機の残骸の可能性がある二つの物体を発見したと述べた。
オーストラリアの海事安全当局は20日の会見で、物体が浮いているとみられる場所はオーストラリア西部パースの南西約2500キロ付近のインド洋で、画像は不鮮明なものの、専門家の分析で物体のうち一つは長さ約24メートルと推定されるとした。
同国海軍の船などが捜索のため現場に向かったが、アボット氏は「物体の特定はきわめて難しく、マレーシア機と関連がないこともあり得る」とも述べた。
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