ロシアがクリミア承認
【モスクワ共同】ロシアのプーチン大統領は17日、ウクライナからの独立を宣言したクリミアを「独立した主権国」として承認する大統領令に署名した。戦略的要衝であるクリミアを、ロシア編入を求める住民投票の成立を経て独立国として承認することで、ウクライナから事実上「分離」させ、実効支配を確定する狙いがあるとみられる。
米欧がクリミア半島に介入したロシアに対する制裁強化を発表、さらなる制裁強化を警告した直後に、これを無視するようにクリミアの独立承認を宣言し、ウクライナ情勢をめぐり米欧への対決姿勢を鮮明にした。
日本時間18日午前の時点で、米欧の公式反応は出ていない。
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