ロシア、本格介入へ態勢固め
【キエフ、シンフェロポリ共同】ウクライナ南部クリミア半島の重要拠点を掌握し実効支配を固めつつあるロシアは3日、本格的軍事介入を視野に陸海空から態勢づくりを進めた。インタファクス通信はウクライナ側の情報として、ロシア黒海艦隊司令部がクリミアのウクライナ軍に対し4日午前5時(日本時間同正午)までに投降しなければ攻撃すると最後通告したと報じた。通告について、ロシア側の情報はない。
クリミア自治共和国側は3日、旧野党勢力でつくるキエフの新政権を認めない姿勢をあらためて表明、独立に向けた動きを加速させた。
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