ロシア、報復制裁を準備
【ワシントン、モスクワ共同】ケリー米国務長官は13日、ウクライナ南部クリミア自治共和国でロシア編入の是非を問う住民投票が16日に行われれば、米国と欧州連合(EU)が17日にロシアに対して「重大な措置を取ることになる」と米欧共同の制裁発動を警告した。
これに先立ちロシア政府高官は13日、欧米がロシアに制裁を科せば、報復として「同様の措置」を発動すると述べ、既に具体的な対抗措置を検討していることを示唆。
ロシア軍は同日、ウクライナ国境で大規模な演習を実施、ウクライナに対する軍事圧力を強めるとともに、欧米に対抗する姿勢を鮮明にした。
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