トヨタ自動車の2014年春闘は、ベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分を組合員平均で月額2700円とすることで事実上決着したことが10日分かった。労組側は4千円を要求していたが、経営側は労使交渉で検討していた3千円台は難しいと判断した。12日に回答する。
業績の回復が遅れている部品メーカーなど取引先との賃金格差にも配慮したとみられる。労組側が月給の6・8カ月分を求めている年間一時金(ボーナス)については、満額回答することで決着した。
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