【シドニー共同】オーストラリアのビショップ外相は20日、ウクライナ南部クリミア半島の編入を宣言したロシアに対し、20カ国・地域(G20)の議長国としても制裁措置を検討していることを明らかにした。記者団の質問に対し、11月のG20首脳会合でプーチン大統領を渡航禁止にするかどうかは明言を避けたものの、含みを残した。
オーストラリア放送協会(ABC)が報じた。
オーストラリアは19日にロシア、ウクライナの12人に対する渡航禁止などの制裁を発表した。ビショップ外相はこの日、「G20に関連して、さらなる(制裁の)ステップを検討中だ」と述べた。
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