米、一方的なクリミア分離認めず
【ワシントン、ブリュッセル共同】オバマ米大統領は6日、ホワイトハウスで声明を発表し、ウクライナ南部クリミア自治共和国がロシア編入を目指して実施を決めた住民投票は「ウクライナ憲法と国際法に違反する」と述べ、一方的な分離を認めない考えを表明した。今後のロシア側の対応次第では、追加制裁があり得ることも示唆した。
欧州連合(EU)も同日、ブリュッセルでの臨時首脳会議で、ロシアが数日中に平和解決に向けて親欧米のウクライナ新政権と協議を始めなければ、渡航禁止や資産凍結の制裁を発動すると警告。ロシアに対する欧米の圧力がさらに強まった。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。