東京地裁、総連本部の売却許可
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)中央本部の土地建物の競売で、東京地裁は24日、再入札の結果22億1千万円で落札した不動産業マルナカホールディングス(高松市)への売却を許可した。総連は即日、東京高裁に執行抗告を申し立てた。
マルナカ側は投資が目的としており、総連に明け渡しを求める方針。高裁が抗告を退けるまで所有権は移転せず、明け渡しにはならない。
昨年10月の再入札にはマルナカとモンゴル企業が参加した。地裁は今年1月、50億1千万円で落札したモンゴル企業の書類に不備があったとして、入札を無効とした。
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