23日午後11時15分ごろ、群馬県高崎市下之城町の民家で「父が暴れている」と110番があった。高崎署員が駆け付けると、この家に住む男が包丁(刃渡り約16センチ)を持ち「入ってくれば女房を殺す」と妻(54)を人質に1階の居間に立てこもった。
約7時間半後の24日午前6時50分ごろ、妻が隙を見て家の外に逃げたため、男を説得していた警察官が民家に突入。逮捕監禁と銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。男は会社員植木庄次容疑者(56)。
県警によると、妻にけがはなかった。植木容疑者は4人家族で、大学生の長女(22)が家を出て助けを求め110番。次女(20)は外出中。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。