全国・海外ニュース/ 主要

津波犠牲で賠償認めず、仙台地裁

[2014年03月24日 13:27]

 東日本大震災の津波で犠牲になった宮城県山元町の町立東保育所の園児3人のうち、2人の遺族が「誤った待機指示を出すなど安全配慮を怠った」として町に計約8800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁(山田真紀裁判長)は24日、請求を棄却した。
 震災時の指示をめぐり、行政の責任が問われた訴訟で初判断。
 裁判では津波の予見可能性が争点となり、遺族側は「海岸から1・5キロの平地にある保育所に津波襲来は予想できたのに、町の総務課長は待機を指示した」と主張。町側は「待機を指示したとしても、保育所まで津波が来ることは予測不可能だった」と反論、請求棄却を求めた。

主要一覧

3月24日

3月23日

3月22日

3月21日

3月20日

3月19日

3月18日

3月17日

3月16日

3月15日

3月14日

3月13日

3月12日

3月11日

3月10日

3月09日

3月08日

3月07日

3月06日

3月05日

3月04日

3月03日

3月02日

3月01日

2月28日

2月27日

2月26日

2月25日

2月24日

2月23日

※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA