ロシア、クリミア軍施設大半制圧
【シンフェロポリ共同】ロシア軍は24日までに、ウクライナ南部クリミアのウクライナ軍施設や艦船の大半を制圧した。ウクライナのテニュフ国防相代行は23日の声明で「近くクリミアから幾つかの部隊の撤退が決まる」と表明、ウクライナ軍の事実上の撤退方針を表明した。
クリミア編入を事実上終えたロシアのプーチン政権による接収の一環で、米欧の反発は必至。安倍晋三首相が出席し、オランダ・ハーグで24日に開かれる先進7カ国(G7)緊急首脳会議はロシアを非難、対ロ圧力をさらに強める見通しだ。
クリミア南部セバストポリのウクライナ海軍旗艦には22日、ロシア国旗が掲揚された。
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