東京都の猪瀬直樹前知事(67)が徳洲会グループから5千万円を受け取っていた問題で、前知事と徳田虎雄前徳洲会理事長(76)を仲介した民族派団体代表が東京地検特捜部の任意聴取に「選挙資金の意味も含まれていた」との趣旨の説明をしたことが25日、関係者への取材で分かった。
徳田前理事長も「選挙に使ってもらうお金として貸した」と供述。猪瀬前知事もこの主張を受け入れる意向を示しており、特捜部は公選法違反(収支報告書の虚偽記入)罪で略式起訴する方針を固めている。
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