山梨・西湖でクニマス7500匹
山梨県の西湖で約70年ぶりに生息が確認された淡水魚「クニマス」の1歳以上の生息数が、2012年10月時点で少なくとも約7500匹と推定されることが25日までに、山梨県水産技術センターの調査で分かった。
調査した同センターの元研究員坪井潤一さんは「今後も調査を続けて生息数の増減が明らかになれば、絶滅を防ぐために漁獲規制を強めるなどの対応が取れ、クニマスを守ることにつながる」と話している。
同センターによると、12年10月、坪井さんの研究グループが、釣り上げられたクニマスと、外見の似た近縁種のヒメマスの遺伝子を調べたところ、17匹がクニマスと判明した。
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