北朝鮮が弾道ミサイル発射
【ソウル、ワシントン共同】北朝鮮は26日未明、射程1300キロとされる中距離弾道ミサイル「ノドン」2発を発射した。米国務省が声明で明らかにした。
発射はオランダ・ハーグで日米韓首脳会談が北朝鮮の核問題を主な議題として開催されたのとほぼ同時刻に行われた。3カ国をけん制する狙いがあるとみられる。
韓国軍合同参謀本部によると、ノドンは朝鮮半島を横断し、約650キロ飛んで日本海の公海上に落ちた。ノドンは日本のほぼ全域を射程に収める。米国務省声明は、国連安全保障理事会決議への明確な違反だとし、安保理での対応を含め「適切な措置」を取る方針を表明した。
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