首都高速道路会社は21日、東京都渋谷区の首都高3号線の工事現場で起きた火災で、上り線の橋桁を中心に調査した結果、左車線側の損傷は軽微で、20トンの車2台を走らせた試験でも異常はなかったと明らかにした。
同社は上りの左車線は安全性が確認できたとして、22日午前0時に通行止めを解除した。上りの右車線は大橋ジャンクション(JCT)―高樹町入り口で通行規制が続き、下りは谷町JCT―大橋JCTが通行止め。全面復旧のめどは立っていない。
警視庁渋谷署などによると、20日午後2時ごろに出火。塗装作業中に薬品に火が付き、燃え広がったとみて調べている。
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