猪瀬前都知事を略式起訴へ
猪瀬直樹前東京都知事(67)が2012年12月の知事選前に医療法人「徳洲会」グループから5千万円を受け取っていた問題で、東京地検特捜部が公選法違反(収支報告書の虚偽記入)の罪で猪瀬前知事を週内に略式起訴する方針を固めたことが25日、関係者への取材で分かった。
猪瀬前知事はこれまで「個人的な借金」との釈明を続けてきた。しかし、関係者によると、選挙資金だったとする徳洲会側の主張を受け入れる意向を最近、特捜部に示したという。特捜部は選挙運動費用収支報告書に記載がないのは虚偽記入に当たると判断した。
略式起訴の場合、公判は開かれず、裁判所が罰金などを命じる。
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