月面着陸カメラ9千万円で落札
【ハーグ共同】ウィーンのオークション会社「ウェストリヒト」は24日までに、1971年に月面着陸した米宇宙船アポロ15号で使われたカメラを競売に掛け、ヨドバシカメラの藤沢昭和社長が66万ユーロ(約9300万円)で競り落としたと発表した。
ウェストリヒトによると、一連のアポロ宇宙船でカメラ14台が月に運ばれたが、地球に帰還したものは珍しい。宇宙飛行士の故ジェームズ・アーウィン氏がこのカメラで299枚の写真を撮った。
競売は8万ユーロから始まり、値段が競り上がった。アポロ宇宙船の他の多くのカメラは重量が大きいなどの理由で地球に持ち帰られなかった。
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