名古屋の中2自殺、いじめが要因
昨年7月、名古屋市立明豊中2年の男子生徒=当時(13)=が自殺した問題で、市設置の第三者検証委員会(委員長・蔭山英順日本福祉大教授)は27日、学級や部活動でのいじめが要因とする報告書を公表した。学校のいじめへの理解と対応が不十分と指摘した。
一方、男子生徒は学校への提出物を忘れてしまう癖があり、「そのことに苦痛を感じていたのも自殺の一因」と分析。市は近く文部科学省に報告するとともに、市内の各校に内容を周知し再発防止への活用を図る。
男子生徒は昨年7月10日午後、市内のマンションから転落死した。
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