中国を訪問した後に連絡が取れなくなっていた中国出身の神戸大大学院の王柯教授(57)が24日夜に帰国していたことが25日、神戸大への取材で分かった。
神戸大によると、24日に王教授から家族に「帰国する飛行機に乗った」と連絡があり、午後8時半ごろ、家族と大学関係者が関西空港で出迎えた。神戸大は王教授から事情を聴いて、近く記者会見をする予定。
王教授は1~10日の予定で中国に出張していたが、帰国予定の10日に「母親の具合が悪くなったので様子を見に行く。10日ほどかかる」と日本の家族に連絡した後、所在が分からなくなった。
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