OSCE、ウクライナに監視団
【ウィーン共同】欧州安保協力機構(OSCE)は21日、ウィーンで常設理事会の特別会合を開き、ウクライナに国際監視団を派遣することで合意した。クリミアは派遣先に入らなかった。ただロシアへのクリミア編入をめぐり、制裁合戦の様相をみせている欧米とロシアが歩み寄りを示した形で、対立緩和に向けた動きとして注目される。
OSCEは、文民100人で構成する監視団を24時間以内に派遣。期間は6カ月で、首都キエフを拠点とし、西部リビウ、南部オデッサ、東部ドネツクなど9都市が監視対象となる。必要に応じて人員を400人増やすとしている。クリミア派遣はロシアが反対した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。