【モスクワ共同】ロシア外務省は20日、ウクライナ南部クリミア共和国の編入の動きに対して米国が科した制裁への報復として、米国のローズ大統領副補佐官ら政府高官や議員ら9人のロシアへの渡航禁止の制裁を発動したと明らかにした。
ロシア外務省によると、米国が3月17日に発動した制裁への報復。9人はローズ氏のほか、共和党のベイナー下院議長とマケイン上院議員、上院のリード民主党院内総務ら。
外務省は「一つ一つの敵対的な行為に、ふさわしい対応をする」と、追加制裁の可能性も示唆した。
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