広島の高1自殺「いじめが要因」
広島県立総合技術高校(三原市)は26日、野球部に所属していた1年の男子生徒(16)が、2月に自宅で自殺した問題について「他の野球部員によるいじめがあったと考えられ、自殺の要因の一つと思われる」とする調査結果を明らかにした。飯田恵美子校長が記者会見し発表した。
調査によると、生徒は通院のため部活を休むことがあり、他の部員が電話や無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、「本当の理由は何か」「サボっているのではないか」と追及することがあった。
聞き取り調査に対し、部員は「軽い悪ふざけで、いじめの認識はなかった」と説明したが、同校はいじめに当たると判断した。
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