鶴竜が初優勝、横綱昇進確実
大相撲の東大関鶴竜(28)=本名マンガラジャラブ・アナンダ、モンゴル出身、井筒部屋=は23日、大阪市のボディメーカーコロシアムで行われた春場所千秋楽で大関琴奨菊を寄り切り、14勝1敗で初優勝を果たすとともに第71代横綱への昇進を確実にした。鶴竜は1909年の個人優勝制度制定後、100人目の優勝者となった。
5月の夏場所は白鵬、日馬富士と合わせてモンゴル出身の3横綱となり、初めて外国出身者3人が番付の最高位に座ることになる。
鶴竜は先場所、14勝1敗で並んだ白鵬に優勝決定戦で敗れたが、初の綱とりのチャンスをつかんだ。26日の理事会で正式に昇進が決まる。
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