首都高速道路会社は22日、東京都渋谷区の首都高3号線の工事現場で起きた火災で通行止めになった区間が、24日までに全面復旧する見通しだと発表した。
橋桁を補強した上で、上り線渋谷付近の右車線の通行止めを22日夜に解除。下り線谷町ジャンクション(JCT)―大橋JCTの通行止めも24日午前5時までに解除する予定。
藤野陽三東大名誉教授(橋梁工学)らが22日に現地を調査し、橋桁の側面にある鉄製の板の一部が変形しているが、大きくは曲がっていないことが分かった。20トンの車2台を走らせた試験でも異常はなく、同社は変形部を補強することで通行できると判断した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。